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就職活動で大事なこと before編

 

◆はじめに

就職活動で大事だと思うことをまとめたい。自分が就活するとき、大事なことを忘れないために書いておく。したがって、全て自戒を込めて、近い将来の自分へのメッセージである。

まだ就活未経験なため、「before編」として。いつかafter編も書きたいな。

 

◆1.本当に行きたいところだけ受ける

何十社もエントリーするやり方は、非効率だ。
落ちたらどうしようと不安だし、リスクを分散したい気持ちはわかる。でも、「志望動機に何を書けばいいかがわからない」「その企業について何も知らない」そんな状態で応募しても通るはずがない。さすがに、広げすぎ。仮に内定もらったとして、その企業に入ることが、自分にとって幸せなのか疑問だろう。

 

何十社もエントリーするやり方は、戦略を持たないに等しい。
戦略の基本は、選択と集中である。 就職活動は、広さよりも、深さで勝負した方が有利なゲームだと思う。なぜならば、入れる企業は一社だけだからだ。自然と広くなりすぎてしまうときは、「自分にとって何が大切なのか?」を真剣に考えるべき。無駄を削ることで、本質がはっきりする。

 

そして、本当に行きたい企業だけに絞ることで、相手を知る余裕ができる。 

 

◆2.相手をよく知る努力を怠らない

就職活動は、「自分を相手に売り込み、こいつを採用したい」と思わせる活動だ。
自己PRと志望動機は、自己紹介ではなく、セールスプレゼンテーションだと理解しなければいけない。

では、相手に自分を売り込むために必要なことは何か?


相手をよく知ること。
まず最初に相手がいて、次に伝える内容が存在する。

***

・何をやっている会社か?
・同業他社との違いは何か?
・どうやって儲けているのか?
・競争優位は何か?
・経営課題は何か?
・今後、力を入れる分野は何か?
・仕事内容はどうか?
・会社の雰囲気はどうか?
・社員の雰囲気はどうか?
・どういう人物を求めているか?それは、なぜか?
***
そして、
・自分のやりたいことはできるか?それは、なぜか?
・自分との相性はいいか?それは、なぜか?
***


上記の問いに答えるためには、足を使って情報を集めるしかない。
WEBや説明会だけでは、全然足りない。相手をよく理解することは、当たり前のようでいて、難しく手間がかかる。しかし、そのための努力なしには、相手を知ることはできない。


具体的には、どのような方法で情報を集めれば良いか?
いちばん有効な方法は、働いている人、社員に話を聞くことだ。OBOG訪問だけでなく、方法は何とでもできる。事前によく調べ、考えて、良い質問を用意する。自己PRと志望動機を聞いてもらい、意見をもらう。会ってくれた方が、他の社員に紹介しても良いと思える水準が準備の目標目安。

人に会って話すこと、足を動かして行動すること、が重要だ。
ノウハウ本、WEB情報源、噂話に労力を注ぎ、自分ひとりでぐるぐる考えていても効果は少ない。行きたいと思う企業には、本気で取り組むべき。何事もひたむきに、本気でやらなければ、成果はでない。

  

◆3.当たり前のことを積み重ねる

要するに、自分を知り、相手を知り、当たり前のことを積み重ねること。
ES落とされたり、面接で詰められたり、落ち込むことは必ずある。その度に、どうすれば次に生かせるかを考え、実行すること。何がやりたいのかわからなくなり、迷うこともあると思う。だからこそ、自分に誠実に、やるべきことをやりきることが重要になる。

就職活動に正しい答えはない。
なぜならば、就職活動はキャリアを考える最初のステップだからだ。キャリアの成功とは何か?それは、個人の心の中の問題であり、生涯を通して自問し続ける問いである。つまり、「どこの企業に内定をもらうか」ではなく、「自分がその結果に納得しているかどうか」が重要になる。

決して、世の中一般の評価や、金銭的報酬に振り回されてはいけない。「自分は何がやりたいのか?」「自分は何ができるのか?」「自分は何に価値を感じるのか?」。これらの問いに向き合うことが、就職活動で得られる価値なのではないかな。

 

自分を信じて、がんばりましょう(。。)